PROJECTプロジェクト・スダラボ
アイデア開発
「観光地でお土産を買っても、重い荷物を持たずに手ぶらで帰って来たい」=バーチャルおみやげ。「田舎の農道とかで見る、無人販売所のようなEコマがあったらいいのに」=産直オンライン。そんなブレストのアイデアのいくつかが合体して、「農風景をバーコードのように読み込み、その土地の特産品を簡単に買えるようにする」というアイデアが生まれました。それを、わかりやすく「ネイチャー・バーコード」と名づけました(商標申請中)
- fig 1.
- バーチャルおみやげ
- fig 2.
- 産直オンライン
試作品
画像認証の技術をベースに、日照などの自然条件での誤認証をGPSでサポートするアプリを開発。美しい農風景をその場でフォト・スキャンすると、販売サイトへダイレクトにリンクし、ワンタッチで購入が完了するサービスにしました。さまざまな使い方が可能なこのアプリとEコマースの合体サービスを、農業や観光で地域振興をはかっている自治体などの中で、試験的に導入してくれるパートナーを探しはじめました。
- fig 3.
- 画像認証アプリ
実証実験
さまざまな色の「稲」を使って田んぼに絵を描く「田んぼアート」を実施していた青森県・田舎館村と、2013年8月より実証実験としてコラボレーションを開始。田んぼアートの風景を村の展望台から「ネイチャー・バーコード」のアプリで読み取ると、田舎館村のお米が買える販売サイトへリンクするシステムを構築しました。
- fig 4.
- 青森県・田舎館村で実証実験
商品化
2014年の田舎館村「田んぼアート」公式観光ポスターに「ネイチャー・バーコード」の情報を掲載。田舎館村の田んぼアートの実風景からだけでなく、このポスターやfacebookなどSNSでシェアされる田んぼアートの写真からも「ネイチャー・バーコード」の画像認証で、お米を買えるようにしました。世界初の「お米が買えるポスター」として、全国各地の物産展をはじめいろいろなところで活用されます。
- fig 5.
- 2014年 観光ポスター